たくさんの方に支えられ迎えた一日

今日の日を迎えるまでの日々が走馬灯のように頭の中で流れております。

朝の早くから仏壇の前に座り、線香に火をつけ「本日は皆さ何事も無く成功に終えられる事を願います。」とご先祖様に欲張りをお願いし、さらにお稽古場の神様にも・・・おねだり・・・
「めったにお願いはしません。今日だけはお願いします。素晴らしい一日なるように、参加している方、協力してくれている方、観客の皆様が素晴らしい思い出が残るように・・・」

朝から顔師さんのホテルへ行きお化粧を・・・
朝
序幕(一番最初)のメイクアップに取り掛かり・・・(朝7時)

会場へ入ったら早速衣装を・・・
3番
紐が「キュッキュッ」と音をたて匠の技!
緊張が高ぶり、血液の流れる音が聞こえてきそうです・・・

「何度も舞台に立ってるのだから緊張はそれほどしないのでは?」という質問をされたことがございます。
トンでもございません・・・
舞台に立ついうのは何度経験したも、いつも同じ緊張です。立てば立つほどさらに緊張が高鳴ります。この緊張は自分との戦いであり、自身の成長の過程に感じられます。
お客様の前で披露させていただくことはこれまでの自分自身、これからの自分自身をご披露させていただく精神で立たせていただいております。

体で何かを表現する事は、言葉よりも伝わり方がわかりやすいのではないでしょうか?
日々の積み重ねや行いが全て表れるような・・・・

いよいよ「鏡獅子(カガミシシ)」
幕があがり、お三味線が始まり、唄が聞こえてきた瞬間、目に涙が・・・・あふれて、あふれてたまりません・・・
小学校の時の胡蝶の時を思い出し、母の姿が浮かび、そのときに一緒に舞台に立った方々を出し、今回お世話になった方々の事を思い出し、たくさんの方に支え迎えたこの瞬間に感謝の気持ちであふれ、涙に鼻水・・・・・・
テ引き
舞台に出た瞬間、何かが変わりました。(何だろう・・・)
衣装の着替えの間はたくさんの方が見守ってくれて、応援してくれて・・・
またまた涙が・・・(だめだめ・・・ライオン(獅子)になるんだから)
旦那様は「ストロング ライオン だよ!和香!」ライオンですよね???ホワイトライオン!

気振り
素晴らしい胡蝶(蝶)のお二人に支えられ、舞台を勤めさせて頂きました。

その後、楽屋には思い出深い方々のご訪問を頂き大変嬉しいお言葉を頂き、感極まる出来事がたくさんありました。

これからの成長を楽しみにしてくださっている方、日本舞踊の面白さに気づいてくれた方、私にとって何よりの深いお言葉です。

どの演目をみても各々が自ら挑戦し、自身で素晴らしい舞台を勤めました。
皆を見守ってくれたお稽古場の神様にもちゃんとご報告しました。

今後、自分が進み築きあげていく光が見えてきた素晴らしい出来事でした。
この日を迎えるために一緒に乗り越えてきた方々に感謝いたします。
この日を共有していただいた方々に深く御礼申し上げます。
旦那様本当に有難う・・・
マーク着物
この日のために素敵な着物を・・・
素晴らしい方々に囲まれている事に感謝いたします。









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いよいよリハーサル

リハーサルとは本番の衣装を着て実際の舞台に立ち練習することです。
本番の衣装とかつらはやはり重いですね・・・
特に獅子の時の衣装はお稽古の時の三倍に感じました。

このシルエットとっても好きですね・・・
旭ふく(キョクフクさん)です。
りは2

さー明日はみんなで素晴らしい舞踊公演をたくさんの方々と共有し、感動あふれる1日になるように、そして何事も無く皆様が素晴らしい思い出の1ページを刻めるように・・・・

明日を思うとなかなか寝れません・・・

ウォーミングUP

本日は最終総合稽古・・・
各々力は入りますが、ここでなにかあっては当日を迎えられませんので
ウォーミングUP。
なんと旦那様も参加・・・
感想 「重い・・・・・」
貴重な体験をしましたね!
長毛

小話7 日本舞踊の会を鑑賞するときの洋服は?

今回の舞踊会をご紹介させていただく中で、ご質問を頂きました。
「どのようなお洋服で行けばよろしいですようか?」
そんなに深く考えなくても大丈夫!

浴衣をお持ちの方はゆかたでもOK!
お着物を着れる方、なれている方は一重の着物でOK!
どちらもお持ちでない方は、いつもより少しおしゃれで!(個人差はありますが、運動着以外でしょうか?)

いすに座って鑑賞するので苦しくない装いでかまいません。

お昼ご飯については教育文化会館内に喫茶点でお蕎麦や、カレー等のお食事ができます。
お昼ををお持込されてもOK、ロビーにてお召し上がり下さい。
会場の外にもお食事処がございます。

半券をおもちですと出入りはご自由となっておりますので、たまに大通り公園に空気を吸いにいかれてもOK!

今回は1部、2部と校正されて降りますが一枚のチケットで一日ご覧いただけます。

ご質問がございましたらお気軽に・・・

小話 6 松竹衣装 ショウチクイショウ 松竹って映画?

SHOUCHIKU ISYOU 松竹衣装

映画なんかではよく聞く名前・・・
歌舞伎や舞踊では欠かせないのが衣装です。

もちろん映画でも活躍されてる会社ですが舞台を楽しませてくれる大切な物。
今や歌舞伎の衣装を作れてそして着付けられるのは、松竹さんだけになりました。
衣装は刺繍が細かく施されており、近くでみると息を呑むほど細かいところまで
繊細に素材を吟味して作られている、作品とも呼べるのではないでしょうか?

出演者が踊り易いように着付けをしてくれたりと、巧みの技がたくさん・・・・

今回の衣装も歌舞伎等で見られる豪華な衣装がたくさんの演目で楽しんでいただけますよ。

目を細くしてみて見て・・・・きっと何か発見があるかも・・・

実は重い、衣装!刺繍はびっしりとされており、綿が入って肉厚!
布団をかぶって踊っているように本人は思うことが・・・
しかーし、その重さを感じさせず演出するのも見所なんですよ!
この重さがまた緊張感の高ぶるんですよね(笑)

小話 5 後見 コウケン 後見人?

KOUKEN 後見

裁判なんかではよく使われる言葉でしょうか?
日本舞踊でもよく使う言葉なんですよ!

出演者の補助をする「人」のことです。
舞台上での衣装の着替え、化粧直し、道具類や小物の受け渡し、劇の進行上不要になった物
等のお手伝い人さんです。

舞台に立つ以上後見さんのヘルプなしでは演出が大無しなることがたーくさん。

今回の舞台でもよく後見さんが舞台に出て参りますよ。

小話 4 花道 ハナミチ ?スラムダンク桜木 花道???

HANAMICHI 花道

舞台を正面にみて左側(下手側)にある、長~い一本道の事を「花道」といいます。
決してお花がさいている道ではございません・・・(漢字から想像しちゃいますよね)

「役者にハナ(祝儀)を送る道、役者が花を飾って(華麗に装って)出入りする道、諸説があるようです。」資料より・・・

花道の役割は「道」・「廊下」・「川」等、舞台とは違う場所を表現するモウ一つの舞台です。

「花道」は世界の演劇界にない日本オリジナルとか・・・

今回の舞踊会にて使われる演目がたくさんございます。
出演者の息が聞こえる領域ですよ!緊張感を一緒に味わいたい方、花道の近くへ・・・




小話3 お三味線の14代目杵屋 六三郎氏とは???

14代目って・・・
この前、市川 海老蔵さんが11代目と聞いたのに・・・
それよりも・・・・・・・・・・

ということでさっそくリサーチ・・・

やはりありましたよ!


初代は1734年とか!275年前からある名前・・・

二代目さんは「長唄ナガウタ」という今回の会に演奏される多くの演目楽曲の基礎を作られた方とか!現在たくさんの「長唄」があるのは1791年からなのですね・・・・218年前

さらに四代目さんは1808年・・・・・・・201年前
「勧進帳カンジンチョウ」 「晒女サラシメ」 「老松オイマツ」 「吾妻八景アヅマハッケイ」
「松の緑マツノミドリ」
日舞ではどれも有名な演目の名作をつくられたとか・・・・

今回は14代目さんが監修していただいてるので・・・・・
凄い事なのですね!(汗)

?長唄NAGAUTA とは?
三味線音楽のジャンルの一つです。
歌舞伎演劇と共に発達した音楽性のたかいジャンルです。
他に笛、小鼓、大鼓、太鼓で構成され、歯切れよく演奏する、これも劇場音楽だそうです。

他にも清元・常盤津・義太夫とこちらは物語性が強い音楽のジャンルです。

200年以上もの歴史をもつ名前を受け継ぎ、現代にても芸を磨き続けてるって
それだけの歴史が日本にあるんですね・・・

今回は長唄はもちろん清元・常盤津・義太夫もございます。



小話 2 引き抜き ヒキヌキ ヘッドハンテング?

HIKINUKI 引き抜き

職場等で聞くことはある言葉でしょうか?
日本舞踊では衣装の仕掛けの一つに使われる言葉です。
衣装を瞬間のうちに替える事で、上半身と下半身を別にした
ものを着込み、仮縫いのようなもので止め、まったく別な衣装に
瞬間で替えるものです。
場面や印象の変化を視覚の錯覚を用いて楽しんで頂く仕掛けです。
一枚でも重い衣装を二枚も着るのですから、演出者は衣装だけでまいって
しまうこともありますが・・・そんなことは言ってられません・・・
見事に成功した際は多きな拍手を・・・・

他にも「ぶっ返り」という仕掛けがございます。
こちらは上半身のみ、衣装が替わります。
上半身の衣装が裏返しとなり、ある人物が本性を現わしたり、性格が大きく変わる
場面で用いる仕掛けです。

今回の演目 
浅妻船アサヅマブネ 女伊達オンナダテ 英執着獅子ハナブサシュウチャクジシ
本朝廿四考ホンチョウニジュウシコウ 吉野山ヨシノヤマ

他にも多数の演目が引き抜きされる舞踊がございます。

小話 1回目  隈取?クマドリ?熊鳥?

KUMADORI 隈取
皆さんは聞いた事ありますか?
日本舞踊での荒事の演目の際に用いられるメイクの名前です。

今回の舞踊会にもこちらのメイクをする演目が幾つかございます。

「むきみ隈」(さらっと隈取)  色男にする隈取(助六スケロク、他)
「紅隈」(こってと隈取)     元気、若さを表現する隈取(供奴トモヤッコ、鏡獅子カガミシシ他)
さらにまだこてこての隈取も・・・↓

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モデル(旦那様) 
赤は力を入れた時の血管や筋肉のもりあがりを誇張して表現したもの。
赤筋が多ければ血の気がおおいということでしょうね・・・・

演目によっては青い色や茶色の隈取もございます。
悪人、亡霊、悪の化身等を表現する隈取です。

もっと詳しいことを知りたい方は下記のHpへジャンプして下さい。

歌舞伎のお話HP

いよいよ総合稽古が活発に!ネットにて紹介も!

先日総合稽古をしておりました。
先月からみると皆さんがさらに腕がUPされております。

踊り込めば踊りこむだけ新たな事がわかり、新たな課題がでてきて、
一つのハードルを越えると、また一つハードルが現れる・・・・
要するにエンドレス・・・・

各々が輝いています。
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札幌100マイルにてご案内して頂きました!!

札幌100マイルHP

芸術品ですね!

大好きなシュガークラフトの先生の展示会にお邪魔しました。
観察力がすごい!
造花ではなく本物そのままにできています。
色づかいはもちろん、お花のふくらみ!
あすにでもお花が咲きそうな・・・・・・
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私達のウェディングの時に素敵なケーキを作って戴いたのが出会い・・・・・
明るく、いつも新しいことにチャレンジしている先生は人間性にも惹かれます!
気になる方はこちらのホームページに詳しくご紹介されてますよ!!!!

→ おおくら ケイ子先生HP

六月ですね・・・・

六月になり、刻々と27日が近づき・・・
出演者の方々がさらに力が入った練習が行われております。
皆が自分との戦いを楽しんでいるようなオーラがあります。
どんな素敵な踊りの会になるのか、参加者の一員としてワクワクです。
日本舞踊をはじめたのは3歳といわれておりますが、本人は記憶がございません。

今回私は「種蒔三番叟(たねまきさんばんそう)」という演目を踊ります。
一度は日本舞踊から離れた時期があり、再び稽古場へいった時にお稽古されていた
先輩がこちらの演目を練習していたのを見て、再出発の決意をした演目。
私にしたら勇気と希望と未来を与えたくれた、きっかけの演目。

こてこての古典の動作が入っており、見ているのと実際自分が踊るには難しい・・・
「三番叟」と名の付くものは他にもあり、私も2曲ほど躍らせて頂いてます。
お祝いの席や、最初の演目として踊られるのが「三番叟」です。
今回は母である会主 若柳 旭甫と出演します。
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お写真は私の大先輩が東京の新橋演舞場にて出演された時の貴重なものです。

さらに夕方4時過ぎ「鏡獅子」という演目を踊ります。
私の技術ではまだまだ役不足は重々承知の上なのですが・・・・・
自分の年齢、来年に向けての目標を組み立てる中で「今しかない・・・かな?」
また、私は小学校2年生の時「胡蝶」という役で、母の獅子と一緒に踊った時に
幼心に「おばーちゃんと、ママに手を引かれて出たい!!」小さい時の思い込みが
この歳になってもこびりついていたようで・・・(口にもなんども出していたそうですが・・・記憶にございません。)
おばーちゃんは86歳で今ひざが思うように動きません。まして舞台の行き来をさせることは
難しいとの事で、挑戦はしていたものの、今回は代役として他の先生にお願いすることに決定・・・
母、こちらの先生にまかせた時のおばーちゃんの安心した顔をみて、私も安心。
おーばーちゃんは違う演目「福の神(ふくのかみ」という演目を踊ります。
上半身は20代並みです・・・・・・(笑)

前半は女性(お小姓 弥生)の姿で会場の皆様をお殿様と見立てて踊りを披露いたします。
老女と局が新年のご挨拶をお殿様へ終え、そろそろ余興に何かないかと考え、踊りをご披露する
提案をいたしました。
白羽の矢が弥生さんに向けられ、お茶のお稽古をしていた弥生さんが二人に手を引かれでて参ります。
お飾りでおかれていた獅子を使い踊っていたら、かわいらしい蝶が表れ見とれていると獅子の精が弥生さんに乗り移ってしますので・・・
実際あったら怖いですよね・・・・・・・・・・・・

獅子の精に変わる際、かわいらしい蝶は舞台に華を添えてくれます。
今回、蝶(胡蝶こちょう)を踊ってくださるお二人は、各一番ずつ踊られています。

後半は獅子の精となり白い毛をかぶり、袴をはき前半とはがらっと違う姿で現れます。
後半は体力勝負・・・・・

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写真は母が獅子、私が胡蝶のかなーり昔の写真・・・

今回、全ての演目興味深いですよ・・・・
役者さんが出る演目、技術を要する演目、年齢を聞いて驚く演目などなど

各々が一年以上練習を重ね6月27日(土)を迎えようとしている日々・・・
出演者、又関係者がワクワクして過ごしている毎日です。

年間舞台へ立つ回数は多いといえ、これだけの大きな事は3年または4年に一度・・・

たくさんの方とこの瞬間を共有できる事を願っております。



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